OllamaでDeepSeekモデルをローカル実行するための、初心者向け手順を解説します。環境確認、モデルの選び方、インストール、起動後の検証、基本的なトラブル対応までを順番に確認できます。

モデルを選んだものの、端末で起動できるか、どの手順で確かめるか分からない。
今週は、公式の互換情報と端末環境を確認したうえで、OllamaからDeepSeek大規模言語モデルを取得・起動し、対話で動作を検証してください。実際に動かせるモデルや操作感は、端末環境とモデルの要件によって異なります。

このガイドが役立つ人
初めてOllamaを使い、個人端末でDeepSeekモデルを実行したい人。
端末の条件を確認してから、ローカル実行を試したい開発者。
Ollamaを導入したものの、モデルの起動や基本的な切り分けで迷っている人。

まずOS、空きストレージ、メモリやGPUの情報を控えます。次にOllamaを導入してモデルを選び、起動と対話を確かめます。画面を掲載する場合は、各「画面で確認する箇所」に対応するキャプチャを用意し、端末名などの個人情報は隠してください。

OllamaでDeepSeek大規模言語モデルを動かす前の確認

Ollamaは、対応するモデルを端末に取得して実行するためのツールです。Ollamaのクイックスタートでは、macOS、Windows、Linuxでの利用方法が案内されています。モデル一覧にはローカル実行用のDeepSeek-R1系列が掲載されているため、Ollamaからモデルを取得して対話を試す手順を進められます。ただし、すべての端末で同じモデルが動作することや、快適に使えることを保証するものではありません。

Ollamaを導入すれば、どのモデルでも動かせますか。
いいえ。モデルの種類やサイズ、端末のメモリ、空きストレージ、GPU環境などによって条件が変わります。まず公式モデル一覧で利用可能なモデル名とタグを確認し、次に端末の条件と照らし合わせてください。

インストール前に確認する端末環境

開始前に、OSの対応状況、空きストレージ、メモリ、GPUを確認します。OSごとの配布方法と条件は、Ollamaの公式ダウンロードページで確認してください。macOS向けページにはOSの条件が記載されています。GPUの対応状況や関連情報はOllamaのGPUガイドが確認先です。

画面で確認する箇所は、OSの「システム情報」や「設定」にあるOS名、メモリ、ストレージの空き容量です。GPUを搭載している場合は、機種名やドライバー情報も控えておきます。モデルのダウンロード容量だけで、実行に必要なメモリや快適さを判断することはできません。選ぶモデルの容量を確認し、モデル取得後も端末に余裕が残るかを見てください。

ローカル実行に必要な端末条件は何ですか。
すべてのモデルに共通する一律の条件ではなく、OSの対応状況と選択したモデルの要件、端末の資源を個別に確かめます。容量に余裕がなく、モデル取得後の作業に影響しそうな場合は、より小さいモデルを候補にするか、別の実行環境を検討してください。

注意:モデルのダウンロード容量は、実行に必要なメモリ量や快適さをそのまま示す値ではありません。容量だけで動作を決めつけず、まずは小さい候補で起動を試してください。

Ollamaのインストールとモデルの準備

OSを確認したら、公式の配布ページから該当するインストーラーを取得します。macOSやWindowsは案内に従ってアプリをインストールし、Linuxでは公式ページに記載された手順を使います。画面で確認する箇所は、配布ページで選んだOSと、インストール後にOllamaを開けることです。過去の記事にある手順やコマンドは更新されている場合があるため、現在の公式案内を基準にしてください。

ターミナルを開き、次のコマンドを入力します。

ollama

ヘルプや利用案内が表示されれば、コマンドを呼び出せています。認識されない場合は、インストールが完了しているかを確認し、Ollamaを開き直してから再度試してください。

モデルは、公式ライブラリに掲載されている名前とタグから選びます。初回の動作確認には、小さい候補から試す方法があります。公式一覧には、deepseek-r1:1.5bが1.1 GB、deepseek-r1:7bが4.7 GB、deepseek-r1:8bが5.2 GBと表示されています。これらはモデルの配布容量であり、必要な空きメモリや実行速度を保証する値ではありません。取得を始める前に、選択したタグと容量を一覧で確認してください。

モデルの起動と最初の対話

モデルを取得した後、どうすれば対話を始められますか。
ターミナルでモデル名を指定してollama runを実行します。まだ端末にないモデルの場合は取得が始まり、準備ができると入力待ちになります。ここでは、モデル一覧に掲載されている小さい候補の一例を使います。

ollama run deepseek-r1:1.5b

画面で確認する箇所は、モデル取得の表示が終わり、入力できる状態になることです。次のような短い質問を入力して送信します。

Ollamaでモデルが起動したか確認する方法を、短く説明してください。

返答が表示されれば、モデル取得、起動、対話の基本経路を確認できています。コマンドやタグはモデル一覧で再確認してください。初回の読み込み時間や応答の速さは、端末やモデルによって異なります。反応が遅い場合も、処理が続いているか、端末の空き資源が残っているかを確かめてから判断します。

起動状態の確認とトラブルの切り分け

対話できた後は、別のターミナルで次のコマンドを実行し、実行中のモデルを確認します。

ollama ps

インストール済みモデルを確認する場合は、次のコマンドを使います。

ollama list

ollama psに起動したモデルが表示され、対話にも返答があれば、基本的な動作を確認できています。

起動に失敗した場合、何から確認すればよいですか。
原因を決めつけず、次の順番で確認します。

  1. モデル名とタグを見直します。 入力の綴りを確認し、公式一覧に同じ名前とタグが掲載されているか確かめます。
  2. 取得の状態を確かめます。 ダウンロードが中断していないか、端末のストレージに空きがあるかを確認します。
  3. Ollamaが起動しているか確認します。 アプリを開き直し、ターミナルからollamaコマンドを実行できるか試します。
  4. 小さい候補で起動を試します。 別のサイズで動作が変わる場合、端末資源やモデル条件の違いが関係している可能性があります。ただし、この結果だけで原因を断定はできません。
  5. エラー情報を記録して公式案内を確認します。 OS、モデル名とタグ、実行したコマンド、表示されたエラーを控え、公式トラブルシューティングを参照してください。

ダウンロードに失敗した、起動後に返答がないという症状だけでは、原因を一つに絞れません。エラー文や端末環境を記録してから確認すると、同じ条件で再現できるかを整理しやすくなります。基本操作の確認にはRunMiniのヘルプページも利用できます。

モデル選択の比較と完了チェック

次の表は、公式モデル一覧に表示された配布容量をもとに、最初に試す候補を比べたものです。容量は目安であり、端末での動作や速度を保証するものではありません。

モデル候補 表示容量 選ぶときの目安
deepseek-r1:1.5b 1.1 GB 取得と起動をまず確かめたい場合
deepseek-r1:7b 4.7 GB 容量に余裕があり、別のサイズも試したい場合
deepseek-r1:8b 5.2 GB 端末の資源を確認したうえで候補を広げたい場合

導入後は、Ollamaを開けること、モデル名とタグを記録したこと、モデルを取得して起動できたこと、質問への返答があったこと、ollama psで実行状態を確認できたことをチェックします。再現やトラブル対応に備えて、OS、端末のメモリとGPU、モデル名、実行コマンド、エラー内容も控えてください。

ローカル実行はモデルを端末で動かせる一方、ダウンロード容量やメモリを使い、ほかの作業と端末資源を分け合います。継続して高い負荷がかかる用途では、自前端末の拡張や別の実行環境との比較も必要です。リモートMac環境を検討する場合も、接続条件や公開されている利用情報を確かめ、必要なソフトとの互換性を個別に確認してください。RunMiniの日本語ページで案内されている環境情報を参考にできますが、Ollamaや特定のDeepSeekモデルに対応するという意味ではありません。互換性を確認できない場合は、導入可能と判断せず、まず上のチェック項目で手元の環境を整理してください。

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